こんにちは。だいふくろく代表のふなちゃです。
このニックネームは私が人生で最初にもらったニックネームで「仲間内ではニックネームで呼び合おう」という話題になった時、すぐに思いついたのがこれだったんですね。
ふなちゃと呼ばれていた期間は本当に短い期間で、その頃から既に30年以上の月日が流れ、人の価値観も様々に変化していますが、ふと、あの頃に戻った不思議な感覚になるのはこれはこれでなかなか良いものですよ。
割り箸をとりまく、あのブーム!?
さて、30年とは言いませんが20年程前から火が付き、価値観の変化と共に数奇な運命をたどったブームというものがあります。
それは「割り箸」です。20年ほど前、割り箸の生産は森林破壊である。エコとは真逆である。という反割り箸運動のもと、それゆえ箸は携帯持参し、外食時などでもそれを使って店で洗ってもらうマイ箸ブームにも繋がったりした、あれです。
実は今、だいふくろくのポッドキャストで放送中の障がい者作業所へのインタビューを聞いて頂くと分かるのですが、その作業所では割り箸を生産していまして、ふと「あれ?そういえば割り箸って糾弾されてたよな。あれ?今ガンガン割り箸使っているけど何もお咎めない感じだなぁ・・・あの熱狂はどうなっているんだろう?」という疑問が湧きまして調べてみました、割り箸をとりまく、あのブームについて。
分かりやすいサイトは以下です。
かいつまんで話しますと、「国産の割り箸は間伐材なので必ず発生する」→「反割り箸ブームで割り箸の生産が激減」→「マイ箸はブームにならず」→「空いた需要に入ってきたのが中国産割り箸」→「現在に至る」という流れです。
結論として、国産割り箸は間伐材の利用であり環境負荷は低い、中国産割り箸は森林を端から伐採して行く上に輸送距離も長く環境負荷が高い、という事のようです。
「最近の割り箸って白いよなー」という疑問
調べてみて、合点がいったことがあります。
なーんか最近の割り箸って色が白いよなーと感じていた疑問。それは、カビやすい割り箸を長期間保存しておくために亜硫酸塩という防カビ剤を使っていたんですね。
それとなーんか最近割り箸割るのが下手になったのかなぁ、キレイに割れないなぁ・・・と自身の衰えを嘆いていたのですが(笑)実際は生産性重視で木目無視の製造のため、パキッと気持ちよくキレイに割れてくれなかったんですね。
いやー、何でも調べてみるものですね。
あの日あの時、何となく触れていた話題がいつの間にか聞かなくなり、それがこんな形で推移していたなんて。
色々思うところはありますが、国産の割り箸を見直す良い機会なのかもしれないなと感じていまして、インタビューをした作業所と組んで近々割り箸の新しい使い方を提案してみることになっています。
その際は、またこちらでご報告しますね!
それではまた!