Episode006:利用者と一緒に20年間かけて築き上げた労働環境-根洗作業所様(6)

前回のエピソードでは根洗作業所(ねあらいさぎょうしょ)様の営業体制についてお聞きしました。一般企業に勤める人間にしてみると会社の中に営業があるのは当然のように思いがちですが、平野さん(上記写真右)が、「作業所にとって営業はネック」と言われていたように、給付金に対する行政の考え方に関わるため、作業所が営業部門まで作るのはとても難しい状況のようです。

ところで、今回のエピソードでお届けするインタビューは、本来のインタビューが一旦終わった後、平野さんが突然語り始めたのを見て、だいふくろくプロジェクトリーダーの舩越(上記写真左)が急遽収録した内容です(途中お聞き苦しい点があると思いますが、ご了承いただけるとありがたいです)。

そこで語られているのは、元々車の営業マンだった平野さんがなぜ作業所に転職したのか、実際に利用者の方々と一緒に働いてどのように感じたのか、その間どんなことを思いながら利用者の方々と接してきたのかといった内容で、平野さんご自身の想いがとても伝わってきます。

これまでのエピソードからお分かりになるように、根洗作業所様の製菓部門の体制は、一般企業と同等あるいはそれ以上に素晴らしいものでした。しかしながら、そういった素晴らしい体制というのが、決してすぐに出来上がったものではないというのが、次の言葉の中から感じとれます。

今見てるのは、20年かけてここまできたものを瞬間で見てますから、あぁ凄いねと思うんですが、まぁ凄い時間、膨大な時間を費やしてここまできている、というのはよくお話しさせていただいています

(エピソードの5分50秒あたりからお聴きいただけるとおわかりいただけると思います。)

今回で根洗作業所様へのインタビューは最後となりますが、ぜひ20年間情熱を注ぎ続けた平野さんのお話をお聴きいただけるとうれしいです。

今回の「だいふくラジオ」

  • 平野さんは元車の営業マン
  • 作業所で利用者さんたちと働くことが楽しくてしょうがない
    • 20年かけて築き上げた労働環境
    • いま利用者さんたちの「問題行動」はない
    • 体調8割
  • 利用者さんの良いところを探すのが仕事
    • 「施し」っておかしい
    • 利用者さんにとって 職員は 「良き隣人」
  • 「安上り」と思われる作業所
    • こちらが考えている50%で見積り

2019年に入り、国が主体となって障がい者雇用支援が推し進められていますが、それに伴う問題も多く発生しているようです。障がい者を雇う側の人たちには、平野さんと同じような想いを持って障がい者の働く環境を作っていただけることを願っています。

「だいふくラジオ」をお聴きいただくには

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