Episode010:安心・安全・高品質な割りばし作りにつながる組織体制-作業所せきれい様(4)

前回のエピソードでは、作業所せきれい様の製造する割りばしの販路についてお聞きしました。

静岡県内の道の駅やこだわりの個人食堂だけでなく、議員パーティーや株主総会の記念品など、様々なチャンネルをお持ちで、しっかり事業を営まれているという印象でした。またJALのファーストクラスでの機内食でも以前使われていたり、さらに今の上皇さまが平成の時代に静岡県をご訪問された際、作業所せきれい様の割りばしをお使いになり、食事をとられたそうです。大変素晴らしい実績ですね。

このように、事業の基盤となる販路や素晴らしい実績をお持ちの作業所せきれい様ですが、割りばし事業をいったいどのくらい続けられているのか気になるところです。

作業所せきれい様の最初のエピソードで、鈴木理事長様より平成20年に法人化されたという話をいただきましたが、その頃にはじめられた割りばし事業が新聞記事に取り上げられ、その記事を作業所せきれい様で保管されていたので、だいふくろくリーダーのふなちゃがインタビューにうかがった際、写真に収めてきました。

この新聞の発行年月日を見ると、2008年7月29日であることがわかります。

つまり、本エピソード公開時点(2019年12月11日)で、作業所せきれい様の割りばし事業は11年以上続いていることになります。一般の中小企業でも10年以上存続できている企業はそんなに多くないと聞きますので、それを考えると、作業所せきれい様は事業者としても優秀と言えるでしょう。

ただ、作業所の場合、一般企業と違って単に売り上げを上げれば良いというわけではありません。障がいを抱えた利用者の方々と一緒に制作し、安心・安全・高品質を10年以上保ち続けるというのは、そう簡単なことではないでしょう。

そこで今回のインタビューでは、作業所せきれい様の組織にスポットをあて、割りばし作りの具体的な人員配置や品質管理体制についておうかがいしました。

本ページ冒頭の写真に割りばし作りの作業工程がありますが、これだけみると「なるほど」で終わるところ、インタビューをお聴きいただくと、各手順の合間合間に、利用者の方々と作業所せきれいに勤務する職員のみなさんとの絶妙なバランスがあることがおわかりいただけると思います。障がい者の方々が働く環境づくりの参考にもなると思いますので、ぜひお聴きください。

今回の「だいふくラジオ」

  • 割りばし事業における、職員を含めた人員配置
    • 作業の教え方
    • 高品質な割りばしを作るための品質管理の体制
    • 利用者が休んだ時の対応について
  • 工場は立地の悪い山の中にある!?
    • 立地が悪い中で木材を手で運搬
    • 2時間かかっていた作業が1時間に短縮!

「だいふくラジオ」をお聴きいただくには

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