Episode013:すべては利用者の喜びのために-作業所せきれい様(7)

前回のエピソードでは、木工事業を確立するまでの道のりの中で、どのような試練があったのかお聞きし、地元天竜で生きていきたいということと、利用者へ少しでも多くの工賃を渡したいという2つの想いを語っていただきました。

ところで、前回のエピソードの最後に作業所の建物の老朽化について触れられていましたが、修理については補助金で賄えるものと自分の方で勝手に想像していました。

しかしながら、今回のインタビューで知ったのですが、建物への補助金は最近無いようでして、自分たちで稼ぎ、そこから修理費用を捻出しなければならないようです。

職員の方が「自助努力」と言われていましたが、そういえば作業所せきれい様の割り箸事業についても、自治体から「こうすればうまく行く」的な、なんらかのアドバイスがあるわけでもなく、すべて自社開発であることをインタビューの中で語られていました。

割りばし以外の木工製品についても、作業所せきれい様は大変多くの木工製品をお持ちです(本ページ冒頭の写真参照)が、今回のエピソードで語られているように、割りばし同様、すべて自分たちで開発されたそうです。

平成20年に法人として認可されてから10年以上に渡って自分たちで開発・販売されてきたのは、大変たくましいと言わざるを得ません。

その歴史の中には、メーカーからの下請け仕事縮小による売り上げ激減も経験されています。単に営利目的であれば、その時点で廃業という選択肢もあったかもしれません。

ただ、今回のインタビューの中で、すべては利用者の方々の生活基盤を支えること、そして利用者の方々の喜びだけでなく、そのご家族の方々の喜びもお考えになっているそうです。そういった想いがあったからこそ、「自助努力」を続けられたのではないかと考えています。

作業所せきれい様の想いをぜひお聴きください。

今回の「だいふくラジオ」

  • 木工製品はどのように開発している?
    • 地元企業からオーダー
    • OEMについては結構引き合いがある
  • 利用者の喜び、そしてその家族の喜び
  • A型作業所について
  • 横のつながりにより、相互に発注・受注しあう経済圏ができあがっている

今回で作業所せきれい様のインタビューは終了になります。ぜひご意見、ご感想をいただけたら嬉しいです。(ご意見・ご感想はこちら>>>

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